何だか御大層なお題なのですが、そんなに凄いことを語る訳ではありません。
やっとのことで ヴァルキリープロファイル、ノーマルモードながらヴィジュアル系(我が敬愛する先輩命名)を打倒してAエンディングを見ることが出来たので、丁度いい区切りとしてヴァルキリープロファイルとスターオーシャンについて考えてみようと思っただけなのです。 例のVPクリア後に現れる門からも分かる様に、SOの世界というのはVPサイドから見れば"異次元"ということになり、創造神トライアは"異次元の神々"ということになるらしいのですが、この辺りがSOシリーズの何たるかを語っている様な気がします。つまり、STAR OCEAN シリーズとは創造神としてトライアが君臨(?)する宇宙、つまり星の海を舞台にして展開されている話の総称なのではないか、と思わせるのですね。勿論、これは私の受けた印象に過ぎないのですが。 SO2ndがSTAR OCEANの続編でありながら"星の海"を感じさせないという話を聞いたことがありますが、上記の理由からすれば、別に2ndに1stの様な「星の海みたいね・・・」という台詞が無くても構わないのではないかなぁ、と私は思ったりするのです。SO2ndが2nd Story という題名になっているのも、"トライア次元における事件をゲーム化したもの、その第二番目の話"という意味なのかな、と一人で勝手に思ってみたりして(笑) そういう意味で、北欧神話を元にしているVPでは世界は世界樹ユグドラシルを中心に出来上がっていますし、そして創造の力を持つ神様はフレイだったりヴァルキリーであったりしますから、世界の構造的にスターオーシャンとは全く違う=異次元ということになるのです。だからVPはSOにはなれないのです。というか、そういうことになるのではないかなぁ、と勝手に決めました。 ではどうしてSO2ndにレザードフラスコがあったりVPにトライエンブレムがあるのかといえば、きっと"天使も迷う場所"(大笑)の様な所からうっかり伝わってしまったのでしょう。それこそ創造者によって。ちなみに創造神トライアと創造者は微妙に違うのです。私の中では。 全然関係ありませんが、初めてVPをプレイした時、「これは本当にトライエースのゲームなのか?」とか「自分は買うゲームを間違えたのではないのか?!」などと本気で思いました。何故かといえばあまりに台詞回しが今までのSOシリーズとは違ったからで、つまりはそれがまとも、上手であったからなのですが、この感想は今でも変わりません。他の方はそうは思わないのでしょうか・・・絶対作っている人違うよ・・・とか思ったのですが・・・ファンにあるまじき言動であるとは自分でも思うのですが、いや正直、そう思いました。勿論これは称賛しているのです。ストーリー的にも破綻無く、一番まとまっていると思いました。(TOPは知りませんが)これも無論称賛しているのです。ただVPのAエンディング、ちょっとさくさく進みすぎてしまったかな、という感もまたありました。EDの形式としては2ndが一番好みなのですが、VPはちょっとクレジットがシンプルな感じがしたというか。 ・・・一つの話として納得の行く形で完結している、という意味でも、個人的にはVPはSOではないなぁ、と思ったりしただけです。純粋なファンの方、申し訳ありません。暴言です。VPの感想については別項でその内に語ります。 ちなみにセーブロードの速さや戦闘の面白さ、サウンドモードにヴォイスコレクション、そしてフリーズする点については、「やっぱりトライエース!」「流石だトライエース!」と拳を握り締めました。トライエースはこうでなくては。SEモードは今回もありませんでしたけれどね。馬のいななきとか格好よかったのに。// |