謎:なぜミラージュ博士は、
レナとクロードにだけ純正の反物質武器を渡して、
その他の人はヴォイドマターで、強化しただけなのか?
仮説1
この謎は、反物質武器とヴォイドマターの原理が解らないので、難しい謎であるだろう。ただレナやクロードの反物質武器と、その他の仲間の武器を強化するヴォイドマターの関係はゲーム中でも説明されていたと思う。反物質武器がヴォイドマターと共鳴するのか、ヴォイドマターが仲間の武器と共鳴するのか、何分資料が手元にないので断言できないが、何かが何かに「共鳴」する、という様な説明があったと記憶している。(何なんだ)
また、時間が限定されている中でわざわざミラージュが反物質武器とヴォイドマターを制作した事からも、ヴォイドマターは反物質武器が無ければその効力を発揮しない物なのだろうと考えられる。だから全員の武器をヴォイドマターで強化するという事が出来なかったのだろう。

ここで反物質武器があって初めてヴォイドマターが作用する、その理由ついて考えてみる。
反物質というものは扱いが難しく、莫大なエネルギーを生み出す為に対十賢者用の武器として選ばれたものである。衛星を吹っ飛ばせる程の威力ということからもこれはわかる。だが、そのエネルギーの大きさに反して使い手であるレナ、クロードや、周囲の環境は被害を受けていない。というか受けていたら大変である。それは、反物質武器から放出される反陽子の量がコントロールされている事もあるだろうが、十賢者の保護フィールドを破った残りの剰余エネルギーがどこかに逃がされているという事も考えられないだろうか。例えば、「一定以上の加速度で武器と接触した部分」を破壊した残りのエネルギーは別の場所に転移させる、などの機構が存在するのではないかということである。こうすればクロードが吹っ飛ばされることはない。
そして、この余りのエネルギーがヴォイドマターに蓄積されて他の仲間の攻撃力に転化されているとすれば、反物質武器の生み出すエネルギーが無ければヴォイドマターで他の仲間の武器を強化出来ない事になる。つまり、ヴォイドマターのみではクロード達全員の武器を強化出来ないことになるのだ。

また、三日という時間では、二人分の武器とヴォイドマターは作れても、八人分の武器はやはり辛いものがあったのではないか。だからヴォイドマターでの強化、という方法を博士も考えたのだろう。何故一人分ではなく二人分なのか、というのは、出来るだけ反物質武器は多いほうが生み出されるエネルギーが多くなり、他の仲間に安定してエネルギーの供給が出来るから、という事なのではないか。
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