謎:なぜ、地球、エクスペル、
エナジーネーデでは、言語が同じなのか?
仮説1
地球人であるクロードについては翻訳機を用いている可能性があるので、まず、エクスペルとエナジーネーデにおいて何故同じ言語が用いられているのかを考えてみることにする。

エクスペルとエナジーネーデには、紋章術という共通の文化がある上にスキルやフォル通貨などの共通点も多い。この点からエクスペルの文化は、ネーデが全銀河を支配していた頃にネーデ文化を知った(或いはネーデに同化させられた)民族が作り上げられたものである事が考えられる。これを裏付けるものとして、ボーマンの単独EDがある。これはクロード達がクロス洞窟で発見した古文書をキースが解読する、というものであるのだが、その内容は古代人の神話であり、遥か昔に存在したネーデという名の神々の楽園について記されている。
こうした事から、エクスペルとエナジーネーデについての言語の共通性についてはある程度の説明が可能であるのだが、地球についてはどうだろう。
最初に述べた通り、第一に考えられるのがクロードが翻訳機を使っているということだが、これでは長い旅の道中あまりに不便であるし、不審がられてしまう。かといって地球の言語は地球内だけでもかなりの数があり、ネーデ由来の単一の言語をベースにしているとは考えにくいので、地球の言葉(考えやすい所では英語)がエクスペルやエナジーネーデのものと同じとは言えないだろう。とすると最後に考えられるのは、クロードが地球連邦内で使用している標準語がネーデ由来のものであるということである。地球連邦はテトラジェネス等、地球以外の惑星国家も加盟している様なので、その中には某かネーデ文化の影響を受けている文明もあった筈である。もしもそれが連邦内で多数派であったならば、その言語が連邦内での標準語となる可能性がある。そうすれば、クロードがレナと会話出来たのも納得が行くだろう。
これはテトラジェネスと地球、エクスペル、エナジーネーデの関係でも同じである。また付け加えれば、同じことは1stの舞台であった惑星ロークやファーゲットについても言えることである。ロニキスやイリアがラティクス達と会話出来たのも、またラティクス達がジエと話せたのも、そう考えれば何となく納得が出来るだろう。(といいなぁ)
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