ラスボス戦にて、ガブリエルが降臨させるフィリア嬢には何故か翼がある。フィリア嬢はネーデ人ではなかったのか?
この時の彼女は、クリクやセントラルシティでのPAの様子とかなり違う。私としては、翼のあるフィリアは何かの間違いではないかと思うのであるが・・・。提起者もそこの所をはっきりさせたかったのでしょう。解ります、その気持ち。やっぱり気になりますよね。それでは仮説を立ててみます。
クリク&セントラルシティとラスボス時、この二者のどこが違うかというと
・前者はフィリアの思考ルーチン自身による自己像の投影
・後者はランティス博士の思考ルーチンが組み込まれてしまっている ガブリエルによるフィリア像の投影(フィリア自身のルーチンは既に他思考に埋もれていると考えられる)
ということになるだろう。恐らくフィリアに実体は無く、クリクに現れた予言者の姿などは紋章術を用いたものである。また、元々フィリアはプログラム的存在であり、その姿が変化することについては十分にありうる。
端的に言えば翼のあるフィリア像を生み出しているのはランティス博士の思考であるということだ。多分、彼は現実にはテロによって死亡した娘のフィリアをあのイメージで捉えているのだろう。確かに翼は天使、つまり死者を連想させる。
結論として、フィリア嬢の翼はランティス博士によって美化、理想化された娘像を象徴するものであったのだろう。
フィリアにとってはいい迷惑だったかもしれない(笑)