謎:何故魔王が近代的なのか
仮説1
魔王アスモデウス・・・何故に彼を倒しに行く事になってしまったのか、しばらく理解できなかった。そして二回目をプレイするまでメッセージ見落としたかと思っていた。が、どうやらもともとそういうものだったらしい。推測して解らない事ではないのでさして支障は無かったが彼が保菌者であるというフォローがやはり欲しかった。
更に謎だったのは魔界の時空研究所だ。何なのだ、あの妙に近代的な建物は。
何の脈絡もなく出て来られると非常に悩んでしまう。明らかに魔界側の方が技術が進んでいるが、本当に意外な展開だ。

どうして魔王があんなに近代的なのか。
一応仮説を立ててみる事にした。(立てるなよ)
魔界軍勢がローク人達を脅かし始めたのは旧異種族つまりムーア人が真実の瞳の開発中に誤って魔界とこちら側の世界とを繋げてしまったからであるという証言がある。それによって魔物がこちら側の世界に出てくるようになったというのは一応筋が通っている事だ。
が、魔界側は自由にこちらへの道を開いてくるという話がある。これは妙な話だ。実際考えてみれば一回や二回の接触で空間を開くなどという高等技術が得られるわけが無い。
かと言って魔王が着々と自分で空間を開く努力をした結果であるとすればムーア絡みのイベントの意味が無くなってしまう。魔王着々論ではまずあり得ないのだ。そこで考えられるのはムーアの技術が魔界側に流入した、という事。恐らくあの時空研究所は真実の瞳の事故によって魔界へ飛ばされたムーア人の施設なのである。あの不自然な立地からすれば十分に考えられる事だと思う。(地面に半分埋った様な造りだし)ムーアの施設を(ひょっとしたら人間ごと)得られたならば年月をかければ魔王が真実の瞳に類する何かを開発することも可能かもしれない。つまりはムーアとの接触を期に近代化したという事だが、それによって魔王は何時でも好きな時にこちら側に来られるのだ。最近は魔王も魔王らしからぬすごい兵器(雰囲気からすると核兵器)を造っていることだし、ようやくムーアの技術を消化してきた所だったのでは。

そんな時にラティクス達に倒されてしまって、一寸気の毒かもしれないが、まあそんな理由によって魔王があんなに近代的なのではないかと私はにらんでいる。
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